2004年10月

最後の司

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今月いっぱいで店を閉めるという〈司〉に足を運びました。

写真は店のなかから窓の外を映しました。

店内はかなり賑わっていました。私はもうかなり酔っ払っていたので、何を飲んだのかも忘れてしまいました。残されたのは、この窓の外を映した写真と、もう一枚、なぜかメニューの写真です。

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酒と文学とパルム

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たべもの横丁の一角にあるのが〈パルム〉です。野毛者必携の「ちびでかMOOK横濱野毛呑み喰い倒れ完全まっぷ」には「パパム」と印刷されていますが、これは印刷ミスですね。

「ここね40年やってるの。昭和39年からだから」

甲高い声のママさんが話します。とても居心地のよい店なのですが、ちょっとぶらりと気軽に入れるような店といった雰囲気でもないのです。

「こういう店はもうなくなっちゃったからね。だからね、カメラマンがよくくるのよ」

「このお店の名前はなんで〈パルム〉なんですか?」
「なんか連想しない?」
「パルムの僧院ですか?」
「そうなの」
「スタンダールですよね」
「よく知ってるわね」
「いちおう文学青年でしたから。『赤と黒』も読みました」

ドアを開けて、数段降りたところにフロアがあるのですが、この階段の雰囲気がなんだかぶらりと太宰 治あたりが降りてくるような感じがします。昔、銀座の〈ルパン〉でえらい高いジントニックを飲んだことがありますが、そのときの〈ルパン〉の店の雰囲気がなんとなく思い出されるような気がしました。

今日のメインイベント

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実は今日、というか、このところいちばん行ってみたかった店がこの〈國〉です。理由は、「琥珀色の日々を歩く」を読んでもらえればわかります。

ここでは多くは語りますまい。

魚料理とうどんのうまい店

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小料理 富士よし

魚料理とうどんがうまい店として有名です。港興産ビル3号館の2階のいちばん奥の店です。

商売を始めたのが平成3年とのこと。野毛にしてはそんなに古い店でもありません。やさしいお母さんのようなママさんで、このあたりのお店の話を色々とうかがいました。このビルでいちばん古い店は〈糸〉とのこと。建物が昭和30年代ぐらいにできてそのときからずっと営業しているとのこと。そのとなりが〈みや〉ですがここは2代目とのこと。〈トモ〉の前は〈あき本〉、〈くうちゃん〉の前は〈与一〉、〈deja-vu〉の前が〈宴河〉(うたがわ)だったとのこと。

さて、最初に出てきたのが太刀魚の付け焼きです。次がシメサバです。どちらもうまい。魚となればやはり日本酒です。熱燗を注文すると、お猪口は好きなものを選ぶことができます。料理がうまいと酒が進みます。
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さて、楽しみにしていたのがここのうどんです。ママが四国出身ですので、うどんはもちろん讃岐うどんです。やっぱりうどんは讃岐がいちばんですね。

だいたい私が讃岐うどんを好きになったのは、あれは忘れもしない4~5年前のいつだったか(忘れとるやないの!と定番のツッコミを入れる)、とここまで読んだ方は、讃岐通の方ならすぐに気づくと思いますが、実は私は「恐るべきさぬきうどん」を1巻~4巻まで持ってます。

私が最初に四国へ行ったのは、あれは忘れもしない10年か20年前の大学生のあれはいつだったか(もういいっちゅーの!)、そのとき食べた讃岐うどんの味が忘れられなくて、その後何度か四国へは行きましたが、いちばん最近行ったのは4年ぐらい前になるんでしょうか、そのとき携えていた「恐るべきさぬきうどん」の世界に魅了されつつ、特に名店といわれるいくつかの店でうどんを食べたのでした。

富士よし、最高です。でも、混んだら困るので、誰も行っては行けません。水曜日は。

ホッピー仙人

開店直後のホッピー仙人。誰もいないのでゆっくりと飲めます。私は混んでいる店があまり好きではないので、客はいてもひとりかふたりぐらいで十分です。まだありましたニンニクホッピー。やっぱりこれがうまい。

混雑する前に引き上げました。
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