JAZZ

パット・メセニーにハツはあるのか?

tennai.jpg

「はたしてパット・メセニーにハツはあるのか?」

それを確認することが本日の私に課せられた任務である。

私はその雑居ビルの階段を駆け上がり、恐るおそる〈ダウンビート〉のドアを開けた。いつもの可愛らしい女の子に「ジントニック」と飲み物のオーダーを告げ「それから…」とリクエストをしようとすると、彼女は「パット・メセニーですよね?」と言ってきた。

「わかる?」
「わかりますよ」

と、最早私と彼女はツーカーだ。

運ばれてきたジントニックを飲みながら、「TRAVELS」の1曲目「Are You Going With Me?」がかかるのを待った。

〈ダウンビート〉の店内は薄暗い。その薄暗さがとても心地よいのだ。壁には初代マスターが描いたジャズメンのポートレートが飾られている。

勢いのよい「タ、タン」というドラムの音とともに曲が始まった。独特のリズムが刻まれる導入部から、ライル・メイズのキーボードソロへと続き、ついにパット・メセニーの長いギターソロが一気に始まる。私は頭のなかのギターを弾きながら、彼の音のひとつひとつを辿る。彼の一音一音が哀切と歓喜と幻想と旅情と郷愁を運んでくる。

やっぱり、パット・メセニーにはハツ(Heart)があった。

ダウンビートからのLiveのご案内

pat.jpg

野毛の〈ダウンビート〉からときどき「Liveのご案内」のハガキが送られてくる。
ときどき顔を出しているが、明日のは行けそうもない。マスター、ご免。

お詫びにここで宣伝させてもらいます。

●2月12日(土)
■キヨシ小林&ジプシー・スウィング・ギャング

 キヨシ小林(G)
 小林なお(G)
 長山ゆうじ(B)

19:30~22:30 (2 stages)

\2,500 当日
\2,200 前売り・予約

横浜市中区花咲町1-43 ダウンビート tel 045-241-6167
http://www.hi-ho.ne.jp/nakaba/index.html

〈ちぐさ〉でズート・シムズの「ボディ&ソウル」を聴く

BODY.jpg

前回〈ちぐさ〉で聴いたコルトレーンにがっかりしたので、今回は汚名挽回(?)ということで、ズート・シムズの「ボディ&ソウル」をリクエストした。タイトル曲はたしかB面の2曲目である。

演奏が始まって「おや?」と思った。「音が変だぞ」ズートのサックスの音はスピーカーから飛び出るように聞えてはくるものの、バックのピアノの音が小さすぎるのだ。音のバランスがおかしい。

なんなんだ、〈ちぐさ〉は。ダメになったのか?

ダウンビートの女の子

今日の〈ダウンビート〉は、バランタインの水割りにしました。

ちょっと可愛いアルバイトの女の子がいるのですが、ここのところいつも同じレコードばかり私はリクエストしているので、女の子も覚えてしまったようです。私の顔を見るなり、「パット・メセニーですよね?」というので、びっくりしてしまいました。

まさかこのブログを読んでいるってことはないだろうな。

Are You Going With Me?

pat.jpg

ダウンビート

今年はじめての〈ダウンビート〉です。今年はじめてのリクエストはもちろんパット・メセニーの「TRAVELS」です。私はこのアルバムの1曲目の「Are You Going With Me?」がたまらなく好きです。最初のドラムの音を聴いただけでゾクゾクとしてしまいます。ずっしりと刻むギターのリフもまたいいですし、何といってもギターソロが絶品です。まるで絵画的で物語的で叙情的な音なのです。このアルバムジャケットに並んでいる写真……アメリカの風景が音のなかから浮かんでくるようです。

ワイルドターキー8年の水割りを飲みながら、A面をじっくりと最後まで聴きました。
livedoor プロフィール
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ